更年期のプラセンタ注射って安全?サプリメントとどう違う?

プラセンタは、美肌やアンチエイジングに効果があることで女性の間で注目されていますが、更年期障害の治療としても活用されています。

プラセンタの摂取方法は、「塗る」「飲む(経口摂取)」「注射」があります。一番効果があるのが注射で、更年期障害のプラセンタ治療という場合は注射での摂取です。プラセンタ注射の効果と安全性、サプリメントとの違いを紹介します。

プラセンタとは?成分と期待できる作用は?

よく耳にするプラセンタですが、何から作られてどんな成分か、期待できる効果は何かなどを知っておきましょう。

プラセンタは哺乳類の胎盤

プラセンタ(placentaは)は英語で胎盤という意味です。一般的に胎盤から栄養素などの成分を抽出した胎盤エキスのことをプラセンタと呼びます。どの動物から抽出されているかによっていくつかの種類があります。

    <プラセンタの種類>

  • ヒトプラセンタ
  • 豚プラセンタ
  • 馬プラセンタ
  • 羊プラセンタ

プラセンタ(胎盤)に含まれる成分

胎盤は母体と胎児をつなぐ大切な器官で、胎児の成育に欠かせないあらゆる成分が含まれています。

    <プラセンタに含まれる成分>

  • アミノ酸(ロイシン、リジン、バリン、スレオニンなど)
  • タンパク質
  • 糖質
  • ビタミン類
  • 核酸

プラセンタに期待できる効果

プラセンタの効果に関しては、プラセンタ製剤(医薬品)においても有効な成分は特定されていませんが、臨床ではフラセボと比較して症状緩和が有意にみられた他、ラットやマウスを使った実験ではさまざまな作用が確認されています。

    <プラセンタの期待できる作用>

  • 抗疲労作用
  • 創傷治療促進作用
  • 肝再生促進作用
  • 肝障害抑制作用
  • 抗脂肝作用
  • 肝線維化抑制作用

プラセンタ注射とは?なぜ更年期障害に効くの?

プラセンタの摂取方法として一番効果のある方法が注射です。医療用医薬品として厚生労働省に認められている製剤はメルスモンとラエンネックがあります。

注射の原料はヒトプラセンタ

プラセンタ注射はヒトの胎盤を使用します。原料の収集は同意を得た妊婦から胎盤の提供を受けます。提供者である妊婦の渡航暦や細菌の感染症等、厳しいチェックが行われ、製造過程においてもウイルス等の不活性化処理が行われています。

プラセンタ製剤の成分

ヒトの胎盤は多種の微量成分を含んでいますが、製剤としてのプラセンタは有効成分とされる成分は特定されていません。製造工程でタンパク質やホルモンは完全に取り除かれていて、主成分はリジン、アラニン、アスパラギン酸などのアミノ酸です。

プラセンタの効果とは?

有効成分が特定されていないのにプラセンタが更年期障害に効く理由は、体のシステムに働きかけると考えられています。免疫機能を調整したり、細胞の修復や増殖、代謝の活性化など健康を維持するために必要な作用が働くことにより、症状が改善していきます。

プラセンタの効果効能と範囲

医薬製剤のプラセンタはメルスモンとラエンネックの2種類ですが、保険適用される効能は異なります。

    <薬価基準による効果効能の違い>

  • メルスモン-更年期障害と乳汁分泌障害
  • ラエンネック-慢性肝疾患における肝機能の改善

プラセンタ注射の安全性は?副作用はある?

臨床報告においても、プラセンタ注射は更年期障害を改善する効果がありますが、安全性や副作用はどうなのでしょうか。

プラセンタの安全性

現在医薬品製剤として承認されているメルスモンとラエンネックは、どちらも高度な病原体不活性化処理が行われています。原料となる胎盤も、問診や血清学検査によって感染症に対する厳しいチェックをしていますが、検査で検知しきれないウィルス等が混ざっている可能性はゼロではありません。

現在のところ、投与後にクロイツフェルト・ヤコブ病やエイズなどの感染症が発症した報告はありません。しかし、プラセンタ注射をした人は献血ができなくなります。

プラセンタの副作用

プラセンタ製剤は他の治療薬と比べると副作用が少ないということですが、まったくないとは言い切れません。特にアレルギー体質の人は注意が必要です。報告の多い副作用は、注射部位の腫れや痛みです。わずかですが悪寒、悪心、発熱などを訴える人もいます。

また、ラエンネックに関しては薬物性肝炎や劇症肝炎、アナフィラキシーショックという報告が厚生労働省に上がっています。ラエンネックとの明確な因果関係は現在のところ証明されていませんが、添付書の副作用に肝機能障害が追記されています。

プラセンタ注射の費用は?更年期障害の治療

更年期障害の治療としてプラセンタ注射をする場合、1度で改善されるわけではないので複数回打つことになります。

保険適用される場合

プラセンタ注射は更年期障害の治療の場合保険適用となります。その際自費負担は500円程度で受けることができます。注意点は、保険適用されるのはメルスモンです。メルスモンは1回1アンプル(2ml)までが保険適応範囲になっているので、それ以上になると自費診療での値段になります。

どのくらいで効果が出る?

治療を始めてどのくらいで効果が出るのかは個人差がありますが、2~3回の注射で効果を感じる人が多いようです。1回の注射で効果が持続するのは2~3日で、初期の症状が辛いときは週に2回、落ち着いてきたら週に1回の割合で注射すると良いといわれますが、病院によって推奨する頻度は異なるので、医師と十分相談しましょう。

治療を受ける前に確認を

プラセンタ注射が保険適用となるのは更年期障害と診断され、治療目的で受けるときです。使用するプラセンタはメルスモンであること、保険適用になるか否かを治療を受ける前に医師に確認をとりましょう。

プラセンタサプリは効果ある?注射との違いは?

更年期障害の治療としてプラセンタ注射は有効ではありますが、医療機関でしか受けることができないので通院が必要になります。そこで、手軽に服用できるサプリメントで代用できないか気になりませんか?

プラセンタ注射とサプリの違いは?

まず、原料である胎盤がどの動物であるかの違いがあります。プラセンタ注射はヒトの胎盤のみを原料としています。サプリメントに使われる胎盤は、豚、馬、羊などです。

サプリメントとして経口摂取しても実際に効果はあります。ただ、サプリメントはあくまで健康食品なので即効性はなく持続することによって効果を実感できます。

プラセンタサプリの撰び方

プラセンタサプリは数多く販売されているので何を撰んでよいか迷います。明確な基準もないので、中には効果が期待できない商品も存在します。購入時はしっかり確認しましょう。

    <プラセンタ選びのチェックポイント>

  • 安全性(管理、殺菌の徹底)
  • 抽出方法(酵素分解法、凍結酵素抽出法)
  • 配合量

配合量に関しては表示方法が統一されていないためわかりにくいのが実情です。メーカーに問い合わせて確認しましょう。その場合、原末の場合の含有量は何mgかを聞いて商品を比較してもよいでしょう。

まとめ

美肌、アンチエイジングのイメージが強いプラセンタですが、更年期障害の治療法として保険適用になっています。更年期障害の治療で使われるプラセンタはメルスモンという製剤で、ヒトの胎盤が原料として使われています。

胎盤は胎児の生育に関わる重要な器官でさまざまな栄養素が含まれています。製剤としてのプラセンタは有効成分が特定されていませんが、臨床では有意な改善報告があり、その効果は確かなものといえます。

高度な技術と厳重なチェックで製造され、投与後に感染症等の報告はありませんが、注射を受けると献血ができなくなります。また、プラセンタ注射は重篤な副作用が少ない治療法のひとつですが、治療の際は医師と十分相談して受けるようにしましょう。

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