人に言えない尿漏れ!更年期によくある尿トラブルと対策

更年期に起こるさまざまな不快な症状は、女性ホルモンの急激な減少が原因です。そのため、自律神経が乱れてホットフラッシュや頭痛、めまいといった体の不調や、イライラしたり気分が落ち込むなどの心の症状があらわれます。

更年期障害はなかなか人にはわかってもらえないので、本人にとってはつらいものですが、特に頻尿や残尿感、尿漏れなどの尿トラブルは人に相談しづらい症状です。尿トラブルがなぜ起こるのか、その対策法を紹介します。

トイレが近くなった!更年期に起こる頻尿の原因は?

夜中に何度も目が覚めてつらい、トイレが近くて外出もおっくうになった、最近こんなことありませんか?更年期になると尿意がひんぱんに起こる「頻尿」になる女性が多くいます。

女性ホルモンの減少

頻尿になる原因のひとつに、女性ホルモンの減少があります。卵巣機能の衰えにより女性ホルモンであるエストロゲンが急激に減り、自律神経の乱れを引き起こします。自律神経の乱れにより交感神経と副交感神経のバランスが崩れることにより夜中に何度も尿意を感じてしまうのです。

尿道や膀胱の粘膜の衰え

老化によって皮膚が衰えていくように、尿道や膀胱の粘膜も薄くなったり萎縮したりといったことがおこります。そのため、膀胱にそれほど尿がたまっていなくても尿意を感じるようになります。トイレが近くなったというだけであれば、体の自然な変化なので心配はありません。

更年期には膀胱炎に注意!なりやすい原因と対策

トイレに行っても、尿が出きっていない感じや残っているような感じがする「残尿感」も更年期以降に多い症状です。また、排尿するときに痛みがある場合は膀胱炎の疑いがあります。

膀胱炎はなぜ女性に多い?

女性は男性に比べて膀胱炎になりやすい体の構造になっています。尿道が短いことと、膣や肛門に近いため細菌感染しやすいのです。さらに、更年期には尿道の粘膜が薄くなっているため細菌が侵入しやすく、感染症を起こしやすくなります。

膀胱炎になったらどんな治療?

一般的に膀胱炎の治療には抗生物質を使います。何度も再発するようであれば漢方を使って治療することもあります。冷えが原因と考えられるときは冷えを解消する漢方薬や温灸などが効果があります。

膀胱炎になったら注意すること

残尿感や排尿痛があるからとトイレに行くことを避けて、水分をとらないようにすることは膀胱炎がなかなか治らないだけでなく症状を悪化させてしまいます。ひんぱんに尿を出すことで細菌を体外に排出するほうが早く治ります。温かい飲み物を多めにとりましょう。

更年期の悩ましい尿漏れ!もしかして病気?

自分の意思に関係なく尿が出てしまうことを尿失禁といいます。いわゆる尿漏れです。さまざまな機能障害によって尿をコントロールできなくなった状態で、タイプによっていくつかに分類されます。更年期障害の尿漏れは、腹圧性尿失禁(緊張性失禁)に分類されます。

更年期の尿漏れ、どんな時になる?

更年期に起きる尿漏れは病気ではないので特に心配することはないのですが、不快ですし不便です。人に相談しづらい症状ですが、40代~50代の3人に1人が尿漏れに悩んでいるといいます。

    <尿漏れが起きやすい場面>

  • くしゃみや咳をしたとき
  • 思いっきり笑ったとき
  • 重いものを持ったとき
  • 急に姿勢を変えたとき

更年期の尿漏れの原因

更年期障害の尿漏れのほとんどが腹圧性尿失禁です。女性の尿道は3~4cmと短く、直線的なのでくしゃみや咳などで腹圧がかかると尿漏れがしやすくなっています。更年期には膀胱の粘膜や括約筋、骨盤底筋肉が萎縮し、さらに尿漏れが起きやすくなります。

骨盤底筋体操が効く!更年期の尿漏れ対策

更年期障害の尿漏れを改善するには、更年期以降弱った筋肉を強化する運動が効果的です。特におすすめなのが骨盤底筋をきたえる運動です。

骨盤底筋って何?

骨盤底筋は子宮、膀胱、膣などが下がらないように支えて、尿道や肛門、膣を締める働きをしています。骨盤底筋が衰えると尿漏れのほか、血行不良や便秘、内蔵機能の衰えなど、体全体に影響を及ぼします。

骨盤底筋をきたえる体操

リラックスした状態で仰向けに横になり、足を肩幅くらいに開きます。肛門や膣をぎゅっと体の中に引き込むような感じで力を入れます。そのまま10から15秒キープします。

骨盤底筋を鍛えるには、尿道や肛門、膣周辺の筋肉をゆるめたり締めたりする運動を根気良く続けることがたいせつです。横になれなくても電車の中や家事の途中など、気がついたときに繰り返すことによって次第に骨盤底筋がきたえられ、尿漏れが改善されます。

頻尿・尿漏れに効く漢方薬は?おすすめ3選

頻尿、尿漏れの治療をする場合は、基本的には骨盤底筋をきたえる運動療法や、筋肉の働きを強める尿失禁治療薬があります。更年期障害の場合は、ホルモン補充療法や漢方薬での治療も有効です。今回は、頻尿や尿漏れに効く漢方薬を紹介します。

尿のトラブルの漢方での考え方

漢方では、泌尿器のトラブルを腎の衰えと考えます。腎とは排尿・排泄、水分代謝、ホルモンバランス、記憶力などを総合した働きをすべて含みます。腎の衰えた状態は腎虚(じんきょ)といいます。腎の衰えは冷えと血の滞りによって起こります。

更年期の尿トラブルに用いられる漢方薬

漢方薬は人によって合う合わないがあります。また、そのときの体調や症状をすべて含めた体質によっても処方されるものが異なります。以下で紹介するのはその中で比較的体力のない人「虚証」タイプに用いられる漢方薬です。

    <更年期の頻尿・尿漏れに用いられる漢方薬>

  • 八味地黄丸(はちみじおうがん)-冷えやすい人
  • 清心蓮子飲(せいしんれんしいん)-胃腸が弱い人
  • 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)-全身の倦怠感がある人

まとめ

頻尿、残尿感、尿漏れなどの更年期障害の尿トラブルは女性ホルモンの減少と加齢による粘膜や筋肉の衰えが原因で起こります。トイレに行く回数が多くなったというだけであれば心配はありませんが、違和感や痛みがある場合は膀胱炎などの疑いがあります。

更年期に尿漏れに悩む女性は少なくありませんが、人に相談しづらい症状でもあり悩みをかかえてしまいがちです。尿漏れがおこる原因は粘膜や筋肉が弱くなることで起こるので、骨盤底筋をきたえる体操を根気良く続けることが効果的です。

泌尿器トラブルは漢方薬とも相性がよいので、頻尿、尿漏れに効くものの中から更年期障害の症状に合う漢方薬を見つけることもおすすめします。

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