更年期障害の対処法!処方薬・市販薬を賢く利用するには?

女性が閉経を迎える前後5年、計10年を更年期と言います。更年期はほとんどの人が体の不調を訴えます。更年期の間、体に不具合が出る状況を更年期障害と呼びます。

症状が辛い場合は、薬で緩和させることができます。今回は、更年期障害の薬と副作用、体に合った選び方などについてお話します。適切な薬を正しく使用して、更年期障害を乗り切りましょう!


女性なら誰でも通る!更年期障害の原因と症状は?

更年期とは、女性が閉経を迎える時期を挟んだ45~55歳を指します。若い時には、卵巣から活発に女性ホルモンのエストロゲンを分泌していましたが、更年期に入ると一気に活動が鈍くなります。このため、体に様々な不具合が出てきます。

更年期障害の原因は?

エストロゲンが減ると、脳の視床下部では卵巣刺激ホルモンをどんどん出して卵巣に働きかけます。エストロゲンが減り、卵巣刺激ホルモンが増えすぎて2つのホルモンバランスが崩れてしまいます。さらに視床下部では指令がうまくいかず混乱し、本来調節している自律神経を管理できないため体に不調をきたします。

更年期障害の症状は?

よく聞かれる「ホットフラッシュ」は、突然体が熱くなる、顔がほてる、大量の汗が出るなどの症状を言います。また、頭痛や肩こり、腰痛、月経異常などや、不安感、イライラ、倦怠感などの精神的な症状が出る場合もあります。症状の度合いは個人差があります。

本当に更年期障害?症状が辛い時はまず婦人科へ!

婦人科では、問診や血液検査で更年期の診断ができます。他の病気の可能性もあるので、きちんと診断が出てから薬を選びましょう。また、自己判断で低容量ピルなどを服用すると、乳がんなどのリスクが高まることがあるので注意してください。

婦人科で処方される薬!女性ホルモン製剤とは?

ホルモン補充療法(HRT)と呼ばれ、更年期障害に効果があります。少量のホルモンを補充することで、体が負担なく対応できるよう考えられた薬です。貼り薬は皮膚から吸収されるため、胃への負担がありません。

エストロゲン単剤

エストロゲンの補充をする薬です。錠剤では結合型エストロゲン(プレマリン錠)などがあり、貼り薬ではエストラジオール(エストラーナテープ)などがあります。エストロゲンだけでは子宮がんなどのリスクが高まるため、黄体ホルモンの薬も一緒に処方されます。ただし3ヶ月以内の服用であれば、影響がないことが報告されています。

黄体ホルモン製剤

子宮がんを予防する為の目的で使用されます。主に錠剤のメドロキシプロゲステロン(プロベラ)などが処方されます。

エストロゲン黄体ホルモン配合剤

エストロゲンの服用による病気を予防するため、黄体ホルモンも一緒に配合された薬です。錠剤ではエストラジオールとレボノルゲストレルが配合されたウェールナラ配合錠、貼り薬ではエストラジオールと酢酸ノルエチステロンが配合されたメノエイドコンビパッチなどがあります。

薬の副作用はある?

まれに吐き気や不正出血、乳房の痛みや張り、だるさ、眠気、倦怠感が出ることがあります。症状が出た時は医師に相談し、量を調節してもらいましょう。

婦人科で処方される薬!漢方薬の効果とは?

中国から伝わった漢方は、自然の生薬を配合した薬を用いる治療法です。漢方薬は、もともと体が持っている力を発揮して体調を整える効果があります。効き目が穏やかで副作用は少なめですが、必ず医師の診断を受けてから使用しましょう。

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)エキス顆粒(医療用)

当帰(トウキ)・川きゅう(センキュウ)などを合わせたお薬で、冷え性や貧血に効果があります。更年期障害の症状の他、生理不順、頭痛、めまい、疲労感などを緩和し、冷え症の人に効果があります。胃腸が弱い人は注意が必要で、まれに吐き気・下痢などが起こることもあります。

加味逍遥散(かみしょうようさん)エキス顆粒(医療用)

柴胡(サイコ)・芍薬(シャクヤク)などを合わせたお薬で、更年期障害に伴う不安、イライラ、肩こり、めまいなどに効果があります。甘草を含むものと一緒に摂取すると、むくみや血圧の上昇が見られるので注意してください。まれに吐き気や倦怠感などが出ることがあります。

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)エキス顆粒(医療用)

桂皮(ケイヒ)・芍薬(シャクヤク)などを合わせたお薬で、血流を良くしホルモンバランスを整える効果があります。更年期障害による生理不順や頭痛、めまい、などを緩和します。まれに胃の不快感、だるさ、吐き気、かゆみなどが出ることがあります。

婦人科で処方される薬!他にも種類がある?

不安感、イライラなどの精神的な症状の場合は、抗不安剤、抗うつ剤、睡眠導入剤などを処方してもらえます。漢方薬と平行して使用するケースもあります。また、自律神経の調整薬や、近年ではプラセンタ製剤なども使用されています。医師とよく相談して、自分に合う治療法を探しましょう。

市販の薬でも良い?正しい選び方と注意点!

手軽に購入できる市販薬も気になりますね。ただし、更年期障害の診断が出てから選ぶことが原則です。ここでは選び方と注意点をまとめました。

漢方薬局でも手に入る?

漢方薬局では薬剤師が常駐して、合う成分のお薬を探してくれます。保険が利かないため、やや高額になることがあります。まずは婦人科で正しい診断を受けてから、相談してみましょう。

よく耳にする薬の効果は?

更年期障害の市販薬は、ほとんどが生薬とビタミンを合わせた成分です。のぼせや発汗などの症状か、不安感やイライラがあるのか、症状によって選ぶ薬が異なります。市販薬で乗り切る場合も、毎年の健診などで体の状態を管理することをおすすめします。

手軽なサプリメントとは?

サプリメントとは、栄養補給をする健康食品のことを総称して呼び、薬とは異なります。従って、効能は薬ほど強くありません。病院に行くほどでもない軽い症状の場合は、試してみても良いでしょう。

薬だけに頼らない!更年期障害を乗り切るには?

普段の食生活の中でも、「大豆イソフラボン」が含まれる豆乳や、体の調子を整えるビタミン類も摂取することで症状の緩和が期待できます。また、好きなことに取り組むのも気分転換になります。薬を飲むだけでなく、積極的に乗り切る方法を試してみましょう。

まとめ

辛い更年期障害の原因や症状、対策として薬の種類や選び方を詳しくお話してきました。辛い時には婦人科を受診し、更年期という診断が出てから症状に合った薬を選びましょう。また薬だけに頼らず、気分転換をすることもおすすめします。誰もが通る更年期は、工夫して少しでも快適に乗り越えられると良いですね。

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