50歳以上女性の半数が高血圧!更年期に高血圧になる原因と対策

女性は男性に比べて、どちらかというと血圧が低めと耳にしますね。確かに、若いときは血圧が低い女性は多いのですが、更年期以降は高血圧になる人がとても多いのです。

更年期は女性ホルモンが急激に減少しますが、血圧にも大きな影響を及ぼします。更年期に血圧が変動する理由と、気をつけたい生活習慣病、改善法を詳しく紹介します。

50歳以上の2人に1人が高血圧!頭痛の原因にも!

高血圧のイメージは中高年の男性というイメージがありますが、実は50歳以上の女性の2人に1人が高血圧というデータがあります。決して他人事ではない数字ですね。

高血圧の診断基準は?

血圧は常に変動するものですが、高血圧とはどのような状態をいうのでしょうか。診断で高血圧症とされる定義は、病院や検診時の計測で常に最高血圧140mmHg以上、あるいは最低血圧90mmHg以上の状態が継続したときです。また、自宅での目安は最高血圧135mmHg以上、あるいは最低血圧85mmHg以上です。

きちんとした計測が重要

血圧は1日の中で常に変化しています。運動や過度のストレスでも上昇します。病院で計測すると高くなる白衣高血圧もあるので、自宅で計る場合は決まった時間に同じ状況で数回計測し、平均値をみます。左右の腕で計測値に差がある場合は高いほうの腕で計測しましょう。

更年期に高血圧になる原因は?女性ホルモンとの関係

50歳以上の女性が高血圧になるのは、更年期に女性ホルモンが急減することと大きく関係しています。

更年期高血圧の特徴

更年期の高血圧の特徴として、変動しやすいということがあげられます。ホットフラッシュや動悸、イライラや不安感など更年期障害の症状があるときに血圧の上昇があるなど血圧が安定しません。しかし、ストレスや更年期障害による不安感などが重なることでさらに血圧が上がるなど悪循環になってしまうことがあります。

エストロゲンの働き

女性の体は女性ホルモンによって病気のリスクから守られています。特にエストロゲンはコレステロール値を正常にする働きがあります。高コレステロールになると高血圧のリスクが2~3倍高くなります。

自律神経の乱れが原因

更年期障害の大部分が自律神経の乱れが原因ですが、高血圧になる理由にもあてはまります。交感神経と副交感神経からなる自律神経は、体温調節や血流、心肺機能の調節など重要な役目を担っています。更年期にホルモンバランスが崩れると、交感神経を刺激して緊張状態が続いてしまいます。血管が収縮した状態は血圧を上昇させてしまうのです。

更年期世代はストレス過多

40代50代の更年期世代は、人生の中でもストレスの受けやすい年代でもあります。子供の独立や結婚、仕事での重責、老後の不安など、一人では解決できない問題が山積みとなります。高血圧には心理要因は大きく、ストレスは最大の原因となります。

更年期以降にリスクが高まる?気をつけたい病気

高血圧になっても自覚症状はほとんどありません。進行してくると頭痛や耳鳴り、肩こり、しびれ、めまい、さらには胸痛、動悸、呼吸困難、むくみなどの症状が現れることもあります。これは、高血圧が原因で引き起こされた合併症による症状です。

女性ホルモンのエストロゲンに守られてきた女性の体も、更年期以降は病気のリスクが高まります。高血圧が原因で引き起こされる病気にも注意が必要です。

    <高血圧の気をつけたい合併症>

  • 脳梗塞、くも膜下出血などの脳疾患
  • 心筋梗塞などの心疾患
  • 慢性腎臓病などの腎疾患
  • 大動脈瘤、末梢動脈疾患など

高血圧と診断されても特に症状が出ないことも多く、つい放置してしまいがちです。しかし、高血圧が続くことは血管に多大なダメージを与えることになり、さまざまな合併症を引き起こします。命に関わる疾患なので、適切な治療が必要です。

更年期高血圧の治療は?診療科はどこ?

高血圧の治療は主に薬による治療と生活習慣の改善アドバイスが行われます。

更年期と血圧降下剤

高血圧の薬物療法といえば血圧降下剤が一般的ですが、更年期が原因である場合は投与が慎重になります。更年期高血圧は血圧が不安定なので、特に自宅での継続した計測が重要になります。

HRTや抗うつ剤

エストロゲンの急減が原因になっているのでHRT(ホルモン補充療法)で症状が改善することもあります。また、不安感やうつ症状が強いときは抗うつ剤を処方されることもあります。高血圧によく処方されるカルシウム拮抗薬は、更年期障害の場合は頭痛などの副作用が報告されていることから処方しない医師もいます。

漢方薬での治療

HRTに抵抗がある人が利用していることが多く、漢方薬で症状を緩和しながら女性ホルモンの少ない状態に体を慣らしていくことを目的とします。

診療科はどこ?

更年期のホルモン補充療法を優先される場合は婦人科ですが、頭痛やめまい、倦怠感といった症状では内科を受診することもあります。どのような治療を受けるかによって診療科を撰びましょう。いくつかの病院に通院している場合は、処方されている薬などきちんと伝えることも大切です。

高血圧は改善できる?更年期からの生活習慣

高血圧の改善には生活習慣の見直しが欠かせません。まず、食生活と生活環境を改善してストレスを少なくすることが重要です。

塩分をコントロールする

塩分の摂り過ぎは控えましょう。調理をするときは薄味を心がけ、インスタント食品や外食は避けるようにしましょう。

体重管理をしっかりする

更年期は加齢による新陳代謝の低下も伴って肥満になりがちです。肥満は高血圧の原因にもなりますので体重コントロールをしましょう。

しっかり睡眠をとる

睡眠不足も高血圧を招きます。寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚めるなどの睡眠障害は自律神経の乱れによって起こります。夜間は副交感神経優位になるべきはずが、交感神経が優位になっているということは血圧が上がったままの状態なのです。更年期に不眠などの症状を訴える人も多いので、症状がある場合は医師に相談しましょう。

軽い運動を継続する

ウォーキングなどの軽い運動は心肺機能を高めるだけでなく、高血圧の予防、肥満対策にもなります。適度な運動はストレス解消にもなるので、継続して続けることが大切です。

まとめ

高血圧はほとんど自覚症状がなく、進行して合併症による症状が出てから気づくことが少なくありません。更年期の高血圧も、頭痛やめまいなどの更年期障害で受診して初めて気づく人が多いです。

更年期高血圧の特徴は、更年期障害が出ているときに上昇するなど血圧が安定しないことです。これは原因が自律神経の乱れによって起こることと関係しています。ストレスも大きな要因となり、放置すると悪循環になり本格的な高血圧症になる恐れがあります。

更年期高血圧の改善には、食事を含めた生活環境の見直しが最重要になります。治療が必要なときは婦人科でホルモン補充療法や内科になります。高血圧が原因で命に関わる病気を発症してしまうこともあるので、更年期になったら血圧にも注意しましょう。

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